バルセロナ所属のMFアルダ・トゥラン。母国トルコ復帰が濃厚のようだ。報道によるとイスタンブールBBSKとバルセロナが交渉を進めているようだ。
今季、エルメスト・バルベルデ監督の構想外となり、未だリーグ戦での出場機会を得ることができていないA・トゥラン。
冬の売却は既定路線とされており、受け入れ先探しにバルセロナは奔走していた。
先日、リヴァプールからフィリペ・コウチーニョを獲得したことで、トゥランは確実に出場機会を与えられることはないだろう。
すでに選手側も退団に向け動いており、母国トルコの複数のクラブと接触を続けてきた。
イスタンブールBBSKの首脳陣とA・トゥランは、スペイン・バルセロナで会談の席を設けている。
この会談を受け、イスタンブールBBSKの会長は次のようなコメントを残した。
「 私はバルセロナでアルダ・トゥランと直接話をした。彼はクラブに来たいと言っている。彼は本気で考えているようで、今後の目標についても話をしてくれた。その後、我々はバルセロナCEOのオスカル・グラウと会談した 」
「 バルセロナはこの移籍に対して前向きだった。コスタは掛かるが、我々はアルダとのサインを望んでいる。スポンサーは何かしらの援助をしてくれるだろう。メディアも私もワクワクしているが、いまはもう少し待たなければならない。契約を結ぶまでにまだ数ステップが残されている 」
何れにしてもA・トゥランの母国復帰は間違いないだろう。
すでにバルセロナでの居場所がないことを考えれば尚更だ。
問題は、バルセロナがトゥランの取引に、どのような契約形態を求めるかだ。
完全移籍での売却を求めていることは間違いないが、どの程度の移籍金を要求するかも注目。
移籍金の高さなどを考えると、買取オプション付きのレンタル契約が既定路線と考えるのが妥当だが、今後どのような動きを見せることとなるのか注目が集まりそうだ。