アトレティコ・マドリー所属のFWアントワーヌ・グリーズマン。バルセロナがグリーズマン獲得に向け精力的に動き始めたようだ。
報道によると、アトレティコは今冬のマーケットで契約解除金1億ユーロを支払えるクラブが存在すれば同選手の移籍を容認する方針であると伝えた。
当初、今季終了までグリーズマンの契約解除金は2億ユーロに設定されていた。
マーケットが本格的に開く7月1日以降、契約解除金が1億ユーロ減額される条件となっており、来夏の移籍市場で交渉は本格化することになるとみられていた。
だが、つい最近の報道で、アトレティコが今冬に1億ユーロの移籍金を用意できるクラブがあれば、グリーズマンの移籍を容認することになるのでは?と伝えている。
この報道が事実であれば、獲得を画策するクラブにとって魅力的な動きであることは間違いない。
今季、本来のパフォーマンスを披露することができていないグリーズマン。
スタメンを飾るものの途中交代の回数が増加傾向にありプレー時間が現象。
ディエゴ・シメオネ監督の起用法に不信感を抱いているグリーマンズとの関係性が微妙になりつつある。
グリーズマンは、クラブ内での立ち位置に不満を抱いているとされており、現状が回復しないのであれば移籍を視野に入れているという。
アトレティコの絶対的エースと君臨するグリーズマン。獲得を望むクラブにとって、移籍金が1億ユーロの減額は魅力的な状態だ。
だが、冬のマーケットに同額の投資を行うクラブは数限られる。
かねてから獲得を狙い潤沢な資金源を得ているマンチェスター・ユナイテッドや、ネイマール売却益のほとんどが金庫に眠っているとされているバルセロナ。
現時点で伝えられる情報では、バルセロナが争奪戦を制する最も近い存在であり、今後の動きに注目が集まりそうだ。