インテルを率いるアントニオ・コンテ監督が、現地時間21日に行われたヨーロッパリーグ決勝戦終了後に辞任を示唆するコメントを残した。
「 クラブとは冷静になってから話す。私がいてもいなくても、クラブは将来を計画する。あらゆる面から厳しいシーズンだった。インテルにとって最善の決断が必要だ 」
「 多くのものを与えたと思うし、それ以外のものを受け取った。その意味では非王に喜ばしい。だが、今季のいくつかの状況は気に入らなかった。私には家族もいる。すべてにおいてサッカーを優先して良いのか考えなければいけない。すべてのことには限界がある。私生活に影響を与えたくない。このままもう1年は過ごしたくない 」
今後クラブとの話し合いで状況が整理されることになることは間違いなさそうだが、コンテ監督の辞任の決意は硬いのかもしれない。
ユヴェントスやチェルシーで短期政権に終わったコンテ監督の動きを考えると、インテルでも早期辞任の可能性は考えられる。
新シーズンに向けインテルは監督人事をどのように過ごしていくことになるのか。
クラブにとってコンテ監督が辞任を求めるのであれば、双方合意の上での契約解消が理想的な落とし所になりそうだが。
インテルを率いるアントニオ・カンテ監督
今季限りでの辞任を示唆https://t.co/DxUGUg9D6l— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) August 22, 2020