バルセロナが、アーセナル所属のFWアレクサンドル・ラカゼット獲得に関心を示しているようだ。
今夏の移籍市場でCFの補強を画策するバルセロナ。
大本命は、ボルシア・ドルトムント所属のFWアーリング・ハーランドだが、マンチェスター・シティらメガクラブが争奪戦を争っているため去就が不透明。
バルセロナもハーランド獲得に全力を尽くすことを表明している。
が、万が一獲得失敗に備えプランBを用意。
今季限りでアーセナルとの現行契約が満了となるラカゼットをプランBとしてリストアップしたという。
今冬の移籍市場でバルセロナは、アーセナルからFWピエール=エメリク・オーバメヤンを獲得したばかり。
冬に続いて、夏の移籍市場でもアーセナルから選手を引き抜くことになるのか。
ただ、この動き。
少し、理解に苦しむ動きであると感じてしまう。
今冬の移籍市場で、オーバメヤン、フェラン・トーレス、アマダ・トラオレらを獲得。
さらに、成長著しい若手選手も多く在籍しており、現スカッドでバランス良く起用していくことのほうがチーム強化につながるのではないかと考えたりもする。
何においても、バルセロナは深刻な資金難に苦しんでいる状況。
ハーランド獲得に向けた資金調達は完了したとの報道もあるが、全経営層と同様に“ 無作為な戦力補強 ”を続けていれば近くクラブは崩壊することになる。
確かにラカゼットは、移籍金ゼロで獲得できるという“ 旨味 ”がある。
ただ、アーセナルでパフォーマンスを大きく崩しており、来季スタート時点で31歳を迎えている年齢も気掛かりだ。
ラカゼットは、決して悪くない選手だがバルセロナの主軸を張れるような選手ではないことは間違いない事実であり、クラブフロントがどのように理解しているか気になるところだ。
バルセロナ
アーセナル所属のFWアレクサンドル・ラカゼット獲得に関心
ハーランド獲得失敗に備えリストアップhttps://t.co/Czotdp6rLe— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) March 13, 2022