ピルロ、ついに現役引退へ

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 ニューヨーク・シティ所属のMFアンドレア・ピルロ。先日、引退を表明していたピルロが、ついにピッチを後にすることとなった。
 今季、MLSプレーオフに挑んだニューヨーク・シティは、1回戦のコロンパス・クルーと対戦。

 

 ホーム・アウェーを戦うものの、2試合合計で3−4で敗退。
 これにより、ニューヨーク・シティの全日程が終了した。

 

 今季の全日程が終了したため、ピルロの現役引退が確定した。
 同選手の現役引退を惜しむ声が母国イタリアから多数寄せられているが、選手本人はSNSで自身のキャリアについて次のようなコメントを残した。

 

「 MLSでの最後の試合だった。NYFCでの僕の時間は終わりが来た。この素晴らしい街でサポートをしてくれた全ての人にありがとうと伝えたい。素晴らしいサポーター、コーチングスタッフや裏方で働くすべての人、そしてチームメイトに感謝している。ニューヨークの挑戦が終わっただけではなく、フットボール選手としての旅も終わりが来た 」

「 常に僕を支えてくれた世界中のサポーターは、これからも僕の味方で、これからもずっと僕の心の中に残り続けるだろう 」

 

 サッカー選手としての挑戦は、一区切りすることとなるが、今後の去就については不透明。
 一部のメディアでは、チェルシーを率いるアントニオ・コンテ監督のアシスタントコーチに抜擢する意向があると伝えられたが、選手本人は自身のコーチングスタッフ入りに対して否定するコメントを残した。

 

「 12月にイタリアに帰って何か他のことをするつもりだ。コンテと働くって?彼らはそんなことを言っていたが、僕にも考えがあるから、決断するまでにもう少し時間が欲しい 」

 

 まずは休養だ。1995年にブレシアでキャリアをスタートさせたピルロ。
 22年間トップパフォーマンスをひた走り続け、レジスタというポジションを確立したパイオニア的存在。

 

 セリエAでは優勝6回、チャンピオンズリーグ2度制覇、イタリア代表でワールドカップ優勝を経験するなど、チームで獲得することができるタイトルを数多く獲得していた。

 

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