バレンシア、現役引退を表明

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 メキシコのケレタロ所属のMFアントニオ・バレンシアが現役引退を表明した。
 マンチェスター・ユナイテッドで長らくプレーしたバレンシアは、自身のSNSを通じて次のようなメッセージを残している。

 

「 14歳のとき、私は家族、故郷、そして最初のアカデミーを離れて首都へ向かった。そこから数年後、夢にも思っていなかったヨーロッパへと渡ることになった。スペインでのプレーを経て、私は2番目の故郷とも言えるイギリスに来た 」

 

「 ウィガンはユニークな経験だった。そして神は、ユナイテッドに加わるという素晴らしい機会を与えてくれた。オールド・トラッフォードで経験した、すべてのことを決して忘れない。すべてのゴール、すべてのトロフィー、そして素晴らしいファン。それらは全て記憶に刻まれている 」

 

「 この瞬間が来るとは思っていなかった。だが私の体はもう限界で、この決定をするように頼んできたんだ。それぐらい体が悲鳴を上げていた。私はサッカーからの引退を決意したよ 」

 

 2005年にビジャレアルへ新天地を求めて以降、レクレアティーボ、ウィガンへのレンタル移籍を経験。
 2008年にウィガンへと完全移籍を果たすと09-10シーズンからユナイテッドへ新天地を求め、2019年の退団までチームで中心選手として活躍し主将も経験した。

 

 2020年11月にメキシコのケレタロへ新天地を求め、2021年リーガMXでは15試合に出場し1得点の成績を残していた。

 

 

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