ケディラ、今季限りで現役引退へ

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 ヘルタ・ベルリン所属のMFサミ・ケディラ。クラブは、ケディラの今季限りで現役を引退を発表した。
 ケディラが記者会見で自身のキャリアについて次の通り言及。

 

「 ちょうど14年前の今日、(古巣の)シュトゥットガルトでブンデスリーガ制覇を祝うことができた。それは素晴らしい日だったが、今日は個人的にもとても難しい日だ。土曜日(22日)の試合が終わる17時15分ごろに僕のサッカーキャリアが終わるからだ 」

 

「 かなり困難な選択で、話すのも難しいことだが、正しい決断だと思っている。この15年間のプロキャリアで痕跡を残してきたが、まだできること、できないことを正直に判断しなければいけない。最終的には、これまで経験できたことへの感謝が大きい 」

 

 現在34歳のケディラは、シュトゥットガルトの下部組織で育ち2006年にトップチームデビュー。
 06-07シーズンにブンデスリーガ22試合に出場しリーグ優勝に大きく貢献。

 

 ブンデスリーガでの活躍が評価され2010年夏にレアル・マドリーへ新天地を求め、公式戦161試合に出場しラ・リーガ、チャンピオンズリーグ制覇を経験。
 2015年夏にユヴェントスへ移籍し、公式戦145試合に出場し5度のリーグ優勝などに貢献していた。

 

 しかし、ここ2、3シーズンは負傷の影響などもあり出場機会が激減。
 今冬の移籍市場で半年契約でヘルタ・ベルリンへ新天地を求め、10年半ぶりの母国復帰を果たしたものの、負傷の影響もありリーグ戦8試合の出場にとどまっている。

 

 ドイツ代表でも一時代を築きワールドカップ3大会、EURO2大会に出場。
 2014年のブラジル・ワールドカップタイトルを獲得するなど主力として活躍を続けてきた。

 

 

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