ユヴェントスは、クラブを率いるアンドレア・ピルロ監督を解任したことを正式発表した。
昨年8月にU-23チームを率いる予定だったピルロ監督を内部昇格させ指導者経験なしでトップチームの指揮官に大抜擢。
ポゼッションスタイルを中心とした攻撃的なサッカーを展開することを強調していたピルロ監督。
だが、開幕後ポゼッションスタイルを垣間見せることがなく、シーズンが進む。
難しいシーズンを過ごす中、指揮官はスタイルの模索が続きチームは停滞。
イタリア・スーパーカップとコッパ・イタリアを制覇したものの、セリエA10連覇を逃し、チャンピオンズリーグでも格下のFCポルトに大敗し。
最低限のノルマであるチャンピオンズリーグ出場権確保に成功したものの、一時は出場権外に位置するなど一挙手一投足に注目が集まっていた。
セリエA全日程終了直後から、ユヴェントスの指揮官人事の報道が急増。
ついにピルロ監督解任をクラブは決断したようだ。
「 ありがとうアンドレア。彼のユヴェントスは、数ヶ月で2つのトロフィーを獲得し、サンシーロやカンプ・ノウなど最も有名なスタジアムで素晴らしい勝利を収めた。勇気、献身、彼が毎日示した情熱、勝ち取った成功、その全てに我々は心から感謝している 」
このようにコメントしピルロ監督に賛辞を届けた。
ユヴェントス
アンドレア・ピルロ解任を発表https://t.co/WykmmPYd3f— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) May 28, 2021