現地時間27日、ACミランがクラブの成績不振を理由にヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の解任を発表した。
2016年夏に低迷していたクラブを立て直すべくミランの門をくぐったモンテッラ氏。
加入初年度から、当時のオーナーであるロマン・アブラモヴィッチ氏を完全に無視し独自のスタイルを貫く。
ヨーロッパリーグ出場権確保と結果を残すことに成功したモンテッラ氏だが、今季のノルマはチャンピオンズリーグ出場権を確保することができるリーグ4位以内でのフィニッシュだ。
だが、現在4位に位置するローマとの勝ち点差は“ 11 ”開いており、このタイミングで逆転を狙うのは困難といっても言い過ぎではない。
そんな現状の中、クラブの次期監督に招聘されたのがクラブOBの闘犬、ジェンナーロ・ガットゥーゾ氏だ。
ガットゥーゾ氏は、時あるごとにミランを外部から痛烈な批判を繰り返してきた。
指揮官招聘前から自身で高いハードルを設定することとなったガットゥーゾ氏。
この夏に、1億5000万ユーロを投資して獲得した選手をうまく活かし、チームを上昇気流に乗せることができるか注目が集まりそうだ。