マドリー指揮官就任が噂されるレーヴ監督、就任の噂を完全否定

スポンサーリンク
LINEで送る
Pocket

 

 

 ドイツ代表監督のヨアヒム・レーヴ監督に、今夏レアル・マドリー指揮官就任が噂されている。
 これは、現地時間1日マドリーを率いていたジネディーヌ・ジダン前監督が突然辞任を発表したため。

 

 マドリーにとって大きな痛手であったことは言うまでもないが、このダメージを最小限に抑えるため大物指揮官招聘に動いている。
 複数の候補がリストアップされていたが、マドリーの本命はレーヴ監督だ。

 

 数年前からレーヴ監督の動向を注意深く見守り続けてきたマドリー。
 タイミングが合わず、両者が歩み寄ることはなかったと言うのが現状。

 

 だが、今回はマドリーにとって状況がこれまでとは全く異なる。
 新たなチーム構築に向け抜本的な戦力の見直しが必要であり、これまで棚上げとされてきた世代交代にも着手しなければならない。

 

 タイトルを獲得しつつ、この難しいプロジェクトを推進できる人物はそうそういない。
 そこで白羽の矢が立ったのが、ドイツ代表指揮官就任以降、ユーロ、ワールドカップという国際タイトルを獲得し続けてきたレーヴ監督だ。

 

 レーヴ監督招聘の問題は大きい。
 本来ドイツサッカー連盟とレーヴ監督の契約は、ロシア・ワールドカップ本大会終了までであった。

 

 だが、サッカー連盟は異例の動きを見せワールドカップ本大会開始前にレーヴ監督と2022年まで新契約を締結してしまった点だ。
 マドリーからの関心、そしてサッカー連盟との契約延長を踏まえ、レーヴ監督は次の通り指揮官就任の可能性を否定した。

 

「 もちろん、私はその可能性を完全に排除することができる 」

 

「 レアル・マドリーはジダンの後任として、きっと素晴らしい監督を見つけるだろう。彼の辞任には少し驚いたが、チームの状態がチークに達したかどうかを見極める最高の目を持っていた。もし彼が辞任するのは今が最適と感じたのなら、我々は尊重しなければならない 」

 

 前人未到のチャンピオンズリーグ3連覇という偉業を成し遂げたマドリー。
 だが、この大会を通しての戦いを鑑みると、現スカッドでの限界が露呈された感があり、これ以上の大きな伸び代は感じられない。

 

 そう考えると、スカッドのテコ入れは必須であり、今後のクラブの動きを導くだけの指揮官招聘が必須となることだ。
 マドリーは、レーヴ監督を適任と考え交渉を進めているが、頑なな姿勢を貫くレーヴ監督だけに、今後交渉がどのような形で新天地していくこととなるのか注目が集まりそうだ。

 

LINEで送る
Pocket