ハインケス監督の後任人事を急ぐバイエルン、フランクフルトのコヴァチ監督招聘へ

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 バイエルン・ミュンヘンは、クラブを率いるユップ・ハインケス監督の後任人事に急いでいる。
 ハインケス監督は、今季途中にクラブを立て直すべく新指揮官に就任。

 

 低迷していたクラブを立て直し、ブンデスリーガタイトルを獲得。DFBポカール、チャンピオンズリーグのタイトル獲得の可能性を残しており、12-13シーズン以来の3冠獲得に向かって突き進んでいる。

 

 見事な復活劇を演じてみせたハインケス監督だが、クラブとの現行契約は今季終了後に満了。
 クラブ側からの契約延長オファーを拒否したことで、後任人事に急いでいる。

 

 複数の人物がリストアップされ接触が噂されたが、どの交渉も不成立。
 ここにきて、好調フランクフルトを支えるニコ・コヴァチ監督と接触し交渉が大詰めを迎えているという。

 

 今季、リーグ第29節を終了した時点で13勝7分9敗で勝ち点を46まで積み上げリーグ5位と躍進。
 コヴァチ監督の下で近年の不調を払拭するパフォーマンスを披露しており、来季チャンピオンズリーグ出場権確保の可能性も残している。

 

 この采配を高く評価しているのが、ハサン・サリハミジッチSDだ。
 バイエルン首脳陣の中では、新監督にはドイツ人を採用すべきと大きな対立構造が生まれていた。

 

 だが、サリハミジッチSDは自身の哲学を尊重しコヴァチ監督招聘へと踏み切った。
 今季終了前にもコヴァチ監督就任で正式発表が行われることとなり、チームの世代交代に向け全権を託されることとなりそうだ。

 

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