ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズを率いるヌーノ監督。クラブは、今季限りでヌーノ監督の退任を発表した。
ウルヴスがチャンピオンシップで戦っていた2017年当時、指揮官に就任したヌーノ監督。
シーズン初年度からクラブを上昇軍団に作り上げ、チャンピオンシップ優勝を飾り7シーズンぶりのプレミアリーグ昇格へとクラブを導く。
プレミアリーグ昇格後は限られた戦力ながら2シーズン連続で7位と安定した戦いを披露。
昨季はヨーロッパリーグ準々決勝までチームを導くなど名将たる手腕を披露。
しかし、今季苦しい戦いを強いられリーグ第37節終了時点で12位と低迷。
一つのサイクル終了を感じさせるパフォーマンスを受け、クラブ首脳陣は今季全日程終了後に指揮官と袂を分つことを決断したようだ。
クラブの決断を受け、ヌーノ監督はクラブの公式サイトで次のようなコメントを残した。
「 コンプトンに到着した初日から、我々の野心はポジティブな変化をもたらし、クラブを前進させることで、毎日このようにできたと胸を張って言いたい。我々は目標に到達することができた 」
「 まず、ウルヴスが新たな高みに届くために重要な役割の一端を担ったサポーター、そして我々を愛し、地元であることを感じさせてくれた街のみんなに感謝したい。もちろん、ウルヴスのスタッフみんなにも感謝したい。最も重要なこととして、私が仕事を始めた日から一緒に戦ってきた全ての選手の忠誠心や献身性、一生懸命さ、才能に感謝したい。彼らのおかげで考えられる限りで最高の旅になった 」
「 日曜日はとても感傷的な日になるだろう。しかし、モリニューにファンが帰って来て、最後の特別な瞬間を一緒にシェアできることにとても幸せを感じている 」
ウルヴス退任が決定したヌーノ監督。
去就は定かではないが、今季途中にジョゼ・モウリーニョ監督解任を決断したトッテナムが招聘に関心を示しているとの報道もあるが果たして。
ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ
今季限りでヌーノ監督の退任を発表https://t.co/fPNmZhNw9M— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) May 21, 2021