先日、パリ・サンジェルマンの指揮官を退任したウナイ・エメリ氏が、アーセナルの新監督候補として浮上した。
今季終了後にアーセン・ヴェンゲル監督が退任し、新監督人事を急ぐアーセナル。
現在、マンチェスター・シティでアシスタントコーチを務めるミケル・アルテタ氏の指揮官就任が有力視されてきた。
だが、状況は徐々に変わりつつあるのかもしれない。
セビージャでヨーロッパリーグ3連覇を成し遂げ、パリSG指揮官に就任したエメリ氏。
就任初年度にリーグタイトル獲得を逃すなど、手腕が疑問視されていたが、今季リーグタイトルを取り戻し一応の結果を残す形だ。
過渡期を迎え、新たなサイクル構築のため確かな手腕を持つ指揮官招聘が理想的なアーセナル。
実際にクラブを率いてみないとわからな部分は多いが、パリSGでの立ち振る舞いを考えれば、ビッグクラブ指揮官就任に向けての準備はできていないように受け取れる。
なお、エメリ氏を新監督に招聘した場合、指揮官最有力候補とされていたアルテタ氏を、アシスタントコーチとして入閣させるプランが進行中とのことだ。