アーセナルが、クラブを率いるウナイ・エメリ監督の解任を発表した。
2018年夏、アーセン・ヴェンゲル元監督の後任としてアーセナル指揮官に就任したエメリ監督。
自身初のプレミアリーグ挑戦で、混迷を続けるアーセナルの再建を託されたエメリ監督は、昨季チームをヨーロッパリーグ決勝に導く。
だが、最後の大一番でチェルシーに敗れ準優勝。
リーグ戦でも5位に終わりチャンピオンズリーグ出場権を逃したものの将来性を感じさせる結果に。
大きな期待を背に今季をスタートさせたエメリ監督だが、スタートダッシュに失敗しリーグ13節終了時点で8位と低迷。
クラブは、ピッチ内外で大きな混乱の渦中にあり、直近5試合で勝利がなくエメリ監督の解任は既定路線とされてきた。
指揮官解任を決定づけたのが、現地時間28日に行われたヨーロッパリーググループリーグ第5節のフランクフルト戦。
先制しながら、後半戦で2失点し力なく敗退。
クラブは、成績不振を理由にエメリ監督を解任することを決断した。
暫定監督には、クラブOBのフレドリック・ユングベリ氏の就任が決定。
後任監督は、決定していない。
新指揮官招聘に注目が集まるが、現時点では現在マンチェスター・シティでアシスタントコーチを務めるミケル・アルテタ氏が有力候補としてリストアップされているというが。
アーセナル
ウナイ・エメリ監督解任を発表https://t.co/VD9Elhuw7n— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) November 29, 2019