7000万ポンド越えの男、アントニー・マルシャル… 今夏の去就は? 欧州のビッグクラブが争奪戦を演じるも

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 マンチェスター・ユナイテッド所属のFWアントニー・マルシャル。クラブを率いるジョゼ・モウリーニョ監督がマルシャルの売却を強く望み、この夏の去就が注目を集めている。

 

 一応、移籍リストへ名前の乗るマルシャル に対して、チェルシーやトッテナム、レアル・マドリー、パリ・サンジェルマンといったビッグクラブが獲得に関心を示しているとのこと。

 

 ユナイテッドは、当初マルシャルを2015年夏に移籍金5000万ユーロに加え3000万ユーロのインセンティブを支払う形でモナコから獲得。

 

 移籍先での活躍や選手の年齢、ポテンシャルなどを含めるとマルシャルの市場価値は7000万ポンドと言われていたが、ビッグクラブからの関心を受け、現在は8700万ポンドまで跳ね上がっているという。

 

 とはいえ、ユナイテッド幹部はマルシャルを非常に高く評価する声は少なくない。
 過小評価しているのは、指揮官であるモウリーニョ監督だけだという声もあるくらいだ。

 

 クラブ首脳陣としては、将来有望のフランス代表ストライカーを簡単に売却するという選択肢はない。
 注目のマルシャル本人の胸中は微妙なところだ。

 

 自信を軽視する指揮官とは関わりを持ちたくないのは当たり前であり、多クラブへ移籍することで自信を見つめ直し高く評価する指揮官のものでプレーしたいとも考えている。
 イングランドの移籍市場はすでに閉幕しているが、選手の売却のみは行うことができる。

 

 欧州主要リーグの移籍マーケットは、現地時間8月31日に閉幕を迎える予定。
 それまでなら、スペインやフランス、ドイツといった主要リーグへの移籍は可能。

 

 昨冬の段階からレアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長が熱烈なラブコールを送っており、この夏のマドリー移籍は既定路線とまで考えていたほどだ。

 

 だが、マルシャルの胸中は揺れ動いており、モウリーニョ監督に解任が噂されているのも事実であり、この噂が断行される日までクラブで出場機会を得られなくとも、ハードワークを続け残留という選択を取る可能性も残されているという。

 

 大きな期待を背にユナイテッドへ加入し着実な成長を遂げていたマルシャル。
 モウリーニョ監督就任以降、痛烈な批判を受けるなど急速に関係は悪化していった。

 

 このまま我慢の時を過ごすか、それとも新天地を求めるか?
 今現在。マルシャルは去就をどのように考えているのか注目だ

 

 

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