シャルケ所属のレオン・ゴレツカ。先日、バイエルン・ミュンヘン加入が内定したと報じられたが、シャルケ側はこれを即座に否定した。
シャルケとゴレツカの現行契約は今季終了後に満了を迎える。
今冬の移籍市場で退団が噂されるゴレツカには、バイエルンの他にもリヴァプールやユヴェントスといったビッグクラブが獲得に興味を示している。
だが、ゴレツカ移籍報道をシャルケのクリスティアン・ハイデルSDが、現時点でのシャルケの立ち位置を次の通り説明した。
「 レオンの口からここを離れることが決まったなどと聞いていていない。昨日も彼の代理人と連絡をとったが、そのような話はなかった。わたしはレオンと彼の代理人を信じている 」
とはいえ、ゴレツカの退団は既定路線と言って良いだろう。シャルケ側との契約延長を拒否しているからだ。
高値での取引が望めるゴレツカを移籍金ゼロで流出することは、シャルケにとって避けたいところ。
今季、疲労骨折の影響もあり11試合に出場し4ゴールと本来のパフォーマンスを披露することができていない。
だが、リーグ前半を2位でフィニッシュしたシャルケで攻撃陣の中心選手として活躍するゴレツカ。
中盤の攻撃陣に世代交代を画策するバイエルン、そしてユヴェントス。
今冬にコウチーニョの移籍が噂されるリヴァプール。三者三様の思惑もあるが、シャルケは一体どのクラブチームと交渉を進めていくこととなるのか注目が集まりそうだ。