移籍が噂のベジェリン、補強資金捻出で売却を決断か?

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 アーセナル所属のDFエクトル・ベジェリン。今夏の移籍市場でユヴェントス等複数のビッグクラブが獲得に関心を示している。
 報道によると、アーセナルは来季に向けた戦力補強を断行するために、ベジェリンの移籍を容認する可能性があるようだ。

 

 今季、プレミアトップ4返り咲きを目指し、アーセン・ヴェンゲル監督と契約を延長し長いシーズンを戦うアーセナル。
 だが、昨季からの迷走を払拭することができず現在リーグ6位。

 

 5位のチェルシーとは、リーグ第30節を終了した時点で勝ち点差8と大差をつけられており、チャンピオンズリーグはおろかヨーロッパカップ出場権確保も難しくなりつつある。
 アーセナルにとって、最後の頼みの綱はヨーロッパリーグ優勝という結果のみであるが、苦しい状況であることは変わりない。

 

 

 今冬に、得点力不足解消に向けピエール=エメリク・オーバメヤンやヘンリク・ムヒタリアンを獲得し、アレクシス・サンチェスとオリヴィエ・ジルーを売却。
 攻撃陣の刷新に成功したものの、脆弱な守備組織のため思うように勝ち点を伸ばすことができていないのが現状だ。

 

 アーセナルは、今夏の移籍市場で守備的MFとCBの補強を画策しており、補強資金捻出に向け多くのビッグクラブから関心を集めるベジェリンを売却する方針であるようだ。

 

 近年急成長中のベジェリンには、バルセロナやユヴェントスと言ったクラブが獲得に関心を示している。
 アーセナルは、すでにベジェリンの交渉にはオープンな状態で挑んでおり、5000万ポンド以上のオファーが届けば交渉に応じると見られているようだが果たして。

 

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