移籍が一転、フェルナンド・トーレスがアトレティコ残留を示唆

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 アトレティコ・マドリー所属のFWフェルナンド・トーレス。今冬の移籍市場でアトレティコ退団を示唆するコメントを残していたが、ここにきて状況が一変し始めているようだ。
 トーレスは、注目される自身の去就について次のようなコメントを残した。

 

「 どのクラブも自分に対して、こんなに良くしてくれはくれなかった。僕ができることはただ、チームのために全力でプレーすることだけなんだ。これから数年はこのチームに留まりたいと言うのが、僕の考えだよ 」

 

 今季、リーグ戦でベンチを暖める日々が続くトーレス。
 この状況に我慢ができず、移籍を示唆するコメントを残してきたトーレスには、多くの試練が残されている。

 

 冬にジエゴ・コスタがチームに合流することとなり、トーレスのFWとしての序列はさらに下がることとなる。
 無論、これは出場機会の低下を余儀無くされることであり、フル稼働とは言わずとも多くのプレー時間を確保したいトーレスにとって難しい決断だろう。

 

 それでも、トーレスはアトレティコへの高い忠誠心を誓っている。
 アトレティコとトーレスの現行契約は2018年に満了を迎える。

 

 アントワーヌ・グリーズマンに移籍の可能性が取りざたされており、来夏の移籍市場で主力選手の補強は免れないだろう。
 今季終了後に34歳を迎えるベテランストライカー。

 

 その勝負強さは、未だ錆び付いていないものの、クラブが今後新契約のオファーを提示するかどうか注目が集まりそうだ。

 

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