アトレティコ・マドリー所属のFWフェルナンド・トーレス。今冬の移籍市場で移籍を示唆するコメントを残していたがここにきてチーム残留を示唆するコメントを残し始めた。
2015年1月にACミランからアトレティコへ復帰したトーレス。
限界説が囁かれていた当時だがアトレティコ復帰でパフォーマンスが飛躍的に向上。
昨季は、チームの主要な選手としての地位を確立すべくひたすらハードワークを続けてきた。
トーレスとアトレティコの現行契約は、今季終了後に満了を迎える。
同時に、チェルシーから獲得したFWジエゴ・コスタとビトーロが2018年1月からチームに帯同するため、トーレスの出場機会は限りなく減少することは間違いな事実だ。
一時は、アトレティコを退団したクラブへ新天地を求めると弱気な発言を繰り返していたトーレスだが、ここにきて改心。
今後も自身の可能性を信じていくことを強調し次のようなコメントを残した。
「 2月1日にはアトレティコにいるだろう、今後も長年残れればいいと思う。僕には1年の契約が残っているが延長を願っている。それが僕の目標でありモチベーションだ 」
現在33歳を迎えたトーレス。年齢的にフル稼働は難しく、FWケヴィン・ガメイロが安定したパフォーマンスを見せ、絶対的エースであるFWアントワーヌ・グリーズマンが徐々に復調してきたことを考えると、CFでのトーレスの序列は下降するばかりだ。
だが、トーレスはアトレティコでポジションを確保することに自信を持っている。
一度は移籍を志願し、冬のマーケットで退団の可能性が伝えられてきたトーレスだけに、クラブそして選手が冬のタイミングでどのような決断をすることとなるか注目が集まりそうだ。