レアル・マドリー所属のMFハメス・ロドリゲス。今夏の移籍市場でマドリー退団が確実視されてきた。
欧州を代表する複数のクラブが熾烈な争奪戦を繰り広げていたが、この争奪戦を制したのがバイエルン・ミュンヘンだ。
報道によると、バイエルンは2019年までの2年間のレンタル契約でハメス獲得で合意。
両クラブの契約には買い取りオプションが付与されている。
近日中にバイエルンのメディカルチェックを受け、これをパスしたのちに正式契約。
現地時間7月16日〜28日のアジアツアーに帯同する予定とされている。
ハメスの去就にはバイエルン以外にもマンチェスター・ユナイテッドやパリ・サンジェルマン、チェルシー、ACミランといったクラブが獲得に関心を示していた。
ハメスの取引に強気の姿勢を見せ高額な移籍金を要求していたマドリー。
だが、交渉は2年間のレンタル契約という意外な結果で終結を迎えた。
ハメスは、バイエルンを率いるカルロ・アンチェロッティ監督と2年ぶりに再会を迎える。
アンチェロッティ監督がマドリーで指揮官を務めていた当時、より重要視されピッチに立つことが多かったハメス。
急速な世代交代を強いられるバイエルンは、マドリーとの交渉を首尾よく終わらせた結果に。
バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOは、ハメス移籍交渉について次のようなコメントを残した。
「 この移籍を完了できて嬉しいよ。ハメス・ロドリゲスの獲得はカルロ・アンチェロッティの一番の願いだった。2人はマドリーで素晴らしいシーズンを過ごしたからね。ハメスはとても万能な選手で、特典もアシストもでき、さらにセットプレーも得意だ。この補強がチームのクオリティを向上させることは間違いない 」
完全移籍での模索を続けてきたマドリー。最終的にハメスが求めていたバイエルンでのプレーが実現することに。