レスター・シティ所属のFW岡崎慎司。今季終了後にクラブを退団することが決定的となった。
レスター・シティ所属のFW岡崎慎司
今季終了後に自由契約でクラブ退団へ欧州での挑戦を希望へ
新天地はスペインもしくはイタリアが有力ともhttps://t.co/z8f1rh7bU7— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) April 16, 2019
今季終了後にクラブとの現行契約が満了を迎える岡崎。
2015年夏にレスターへ加入した岡崎。
加入初年度にクラブ史上初となるプレミアリーグ優勝に大きく貢献。
レスターで公式戦で135試合に出場し19ゴールをマーク。
途中出場ながらも指揮官の構想に含まれながら、出場機会を確保し続けてきた。
今季、リーグ戦で20試合の出場を記録しながらも先発出場は1試合のみ、プレー時間は341分と出場機会を得ているとは言い難い。
今季限りで契約を満了することとなる岡崎だが、クラブ側との契約更新に向けた交渉の進展はみられない。
選手側は、すでにブレンダン・ロジャース監督と話し合いを行い移籍を示唆しているという。
今冬にも移籍も噂され、ハダースフィールドから移籍金20万ポンドのオファーがあったとされる岡崎。
シーズン途中の移籍が容認されず、最終的にクラブへ残留。
今夏は、新天地探しに向け慌ただしいマーケットを迎えることとなりそうだ。
欧州では第ベテランの域に差し掛かる33歳を迎えた岡崎。
ベテラン選手への風当たりが強い欧州マーケットだが、岡崎は今後も欧州主要リーグでのプレーを希望している様子。
岡崎が欧州にこだわり続ける要因の一つとして、2022年に開催されるカタール・ワールドカップの存在が大きい。
ワールドカップで日本代表に選出されるため、出場機会を岡崎は欲している。
より高いレベルでプレーを続けることで、代表招集の可能性を高めようと考えているのかもしれない。
ただ、カタール・ワールドカップ開催時、岡崎はすでに36歳を迎えている。
サッカー選手としては大ベテランの域に達しており、招集は難しい可能性も。
岡崎自身は、今夏に未開の地イタリアやスペインへ新天地を求めることを希望しているようだが、オファーが届くかどうかは不透明。
ベテラン選手を優遇する傾向のあるイタリアの中小規模のクラブなら可能性はあるかもしれないが、出場機会が得られるかどうかは疑問だ。
年齢を考えれば、代表招集は難しいのが現状。
海外組枠を狙ってのことかもしれないが、出場機会確保が難しくなる年齢に差し掛かることを考えれば…
出場機会確保が難しい海外組にこだわるか、一定の出場機会確保が期待できるJリーグ復帰か?
単年契約を繰り返し不安定な出場機会で海外のクラブを転々と渡り歩く事が岡崎にとって良き選択なのか、今夏大きな岐路に立たされることとなりそうだ。