古巣サントスへレンタル移籍中のガビゴル、今冬にインテル復帰が濃厚へ

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 今季、インテルからレンタル契約で付するサントスでプレーするFWガブリエル・バルボーザ。
 サントスとのレンタル期間終了が近づき去就が注目されている。

 

 2016年夏、鳴り物入りでインテルへ完全移籍で加入したガビゴルだが、イタリアの水に馴染むことができず低調なパフォーマンスに終始。

 

 ただ、クラブ首脳陣は選手の将来性を高く買っておりレンタル契約という形でベンフィカへ放出。
 ただ、新天地でも公式戦5試合の出場にとどまりレンタル契約の早期解消。

 

 2018年1月に古巣サントスへ1年間のレンタル契約で加入しているのが現状だ。
 大きく状況が異なるのが古巣では水を得た魚の様なパフォーマンスを披露。

 

 公式戦36試合に出場し14ゴールを記録するなど完全復活をアピール。
 ただ、2018年内の契約となっており、サントスのホセ・カルロス・ペレス会長はレンタル期間延長を望んでいるものの、交渉は思う様に進展していない。

 

 インテルはレンタル期間延長は選択肢になく、移籍ならば完全取引での交渉を求めている。
 2016年に投資した3350万ユーロの回収に動くことは間違いなく、大幅な値下げは考えにくいのが現状だ。

 

 ガビゴルの去就についてペレス会長は、苦しい胸の内を次の通り話している。

 

「 ガブリエルはインテルに所属しているし、5年契約でサインしている。インテルのオーナーはすでにガブリエルの価値が獲得時の75パーセントほどまで落ちており、これ以上価格を下げることはできないと言ってきた。( レンタル期間延長は )非常に難しいだろう 」

 

 ただ、ガビゴルがインテルへ復帰したとしてもポジションは約束されていない。
 マウロ・イカルディが好調で、この夏にはラウタロ・ハビエル・マルティネスも獲得し徐々に出場機会のチャンスを得ているのが現状だ。

 

 この熾烈なポジション争いに割って入り結果を残すことができるか、ルチアーノ・スパレッティ監督がガビゴルのパフォーマンスをどう判断するか注目が集まりそうだ。

 

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