前線の選手層に不安を抱えるマドリー、冬の補強を再度否定

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 レアル・マドリーの姿勢は一貫している。ピッチ外で多くの不安を投げかけられる前線の選手層の薄さ。
 今夏の移籍市場でチェルシーへFWアルバロ・モラタ、リヨンへFWマリアーノ・ディアスを売却したマドリー。

 

 マーケットでその代役を確保することがなく、新シーズンを迎えた。
 だが、カリム・ベンゼマやガレス・ベイルの負傷、クリスティアーノ・ロナウドのパフォーマンスが向上していない現状を受け、ピッチ外では、今冬の移籍市場で前線のテコ入れをすべきという話が多く聞こえる。

 

 だが、マドリーは今冬での戦力補強の可能性を完全否定した。
 先日も冬のマーケットでの補強を否定する公式な声明を出したばかりのマドリー。

 

 ジネディーヌ・ジダン監督筆頭に現戦力でシーズンを戦い抜くことで一致しているという。
 噂されるトッテナム所属のFWハリー・ケイン獲得は、来夏に見送られることは間違いない。

 

 何よりトッテナムのダニエル・レヴィ会長が、チームの絶対的エースであるケインを、シーズン途中に売却することはありえない。
 一部のメディアでは、リヨンで急成長を続けるマリアーノに買い戻しオプションが付与されているのではないかと伝えられたが、マドリーはこの報道を一蹴。

 

 ジダン監督も、マリアーノのパフォーマンスは自身が求めるレベルにないと判断しており、再合流の可能性は皆無。
 前線の陣容はやや心許ないとも見られるが、システムの変更や選手のコンバートなどでシーズンを乗り越える方針であるようだ。

 

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