中島翔哉、今夏にFCポルト退団か?来季指揮官の構想に含まれず

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 FCポルト所属のMF中島翔哉。ポルト退団の可能性が浮上した。
 昨年夏の移籍市場でアル・ドゥハイルからポルトへ加入した中島。

 

 “ 背番号10 ”を託され大きな期待を背にポルトへ加入した中島は、今季公式戦28試合に出場し1ゴール3アシストを記録。
 クラブを率いるセルジオ・コンセイソン監督との確執が噂されながらもリーグ戦中断までは出場機会を確保するなど中盤で重要な役割を担ってきた。

 

 状況が一変したのが、新型コロナウイルス感染拡大によるリーグ戦中断だ。
 中島は家族の安全を考慮して練習参加を見送るなど、自宅トレーニングを中心に活動。

 

 だが、6月のリーグ戦再開後も自宅トレーニングを続け7月以降は別メニューで調整を続け、再開以降は出場機会を得ることができていないのが現状。
 コンセイソン監督も、あえて中島不在について言及することなくリーグ戦を消化。

 

 現地メディアでは、ポルトは指揮官の来季の構想に含まれていないことを理由に、今夏の売却を模索していると伝えた。
 試合にもコンスタントに出場していたことから市場価値の下落は考えにくく、獲得に投資した移籍金1165万ユーロの回収が基本路線となりそうだ。

 

 なお、選手の代理人を務めるテオ・リュウキ氏は選手の去就について次のようなコメントを残している。

 

「 ナカジマはここに残ることを望んでいるが、彼の望みだけで決まるわけではない。将来はいつだってコーチ次第だ 」

 

 選手と指揮官の間には少なからず火種が燻っている状況にあり、優勝セレモニーも欠席するなどクラブとの関係修復は難しいのが現状なのかもしれない。
 日本を代表する中盤のキーマンだが、今夏の去就はどのように動いていくことになるのか注目が集まりそうだ。

 

 

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