昨季までバルセロナでプレーしていたDFトーマス・ヴェルメーレン。ヴィッセル神戸がヴェルメーレン獲得に近づいているという。
昨季を最後にバルセロナとの契約が満了を迎え、自由契約で所属先を探し続けてきた。
複数のクラブがリストアップされる中、バルセロナとスポンサー契約を結ぶ楽天が親会社を務めるヴィッセル神戸が早々に獲得に動く。
報道によると、近日中にも獲得が正式発表される見通しだとのこと。
チームのバルセロナ化を推し進める三木谷会長。
ただ、欧州でも格言として語られる“ 金でタイトルを獲ることはできない ”という言葉は、間違いない。
欧州で巨額の資金を背景にチーム強化を成し遂げてきたチームは複数ある。
代表的なのは、チェルシーやパリ・サンジェルマン、マンチェスター・シティといったところだろうか。
国内戦では無類の強さを誇る各クラブだが、欧州の舞台に目を向ければ苦しい戦いを強いられている。
過去に、一度だけチェルシーが欧州王者に輝いた実績を持つが、近年はCL出場すら困難な状況にあった( 今季出場が確定 )
巨額の資金で戦力補強を繰り返す神戸。
その上で、バルセロナを模倣するスタイルで戦い続けるという最も難しい選択をした三木谷会長。
戦術が根付くまで、何年かかるのか?
正直、これが大きな疑問だ。
なお、ヴェルメーレンはバルセロナでプレーしたものの、生粋のバルセロナの選手ではないという印象で、バルセロナ化を目指す中での獲得は大きな疑問が残る。
純粋な戦力として獲得ならば、大型補強の一端と考えて良さそう。
33歳の年齢で、Jリーグ挑戦は選手にとって大きな挑戦。
まだまだ動ける年齢でJリーグ挑戦を決断する選手は数少なく、久々にトップクラスのパフォーマンスを見ることができそうだ。
ヴィッセル神戸
DFトーマス・ヴェルメーレン獲得に関心
バルセロナ化をさらに推し進める意向https://t.co/9Lon1jS3vX— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) July 25, 2019