バルセロナ所属のDFジェラール・ピケ。ユヴェントスがピケ獲得に関心を示しているようだ。
現在30歳のピケ。バルセロナの下部組織出身選手。
マンチェスター・ユナイテッドやサラゴサでプレーし、2008年にクラブに復帰するとバルセロナの最終ラインを構築する貴重な戦力として活躍。
近年のバルセロナの黄金期を支えた功労者の一人であり、スペイン代表でも大きなインパクトを残している。
バルセロナの“ 生ける伝説 ”と呼び声の高いピケの引き抜きを画策しているのがユヴェントスだ。
今夏の移籍市場でDFレオナルド・ボヌッチをACミランへ売却したユヴェントス。
最終ラインに大きく開いた穴を埋める戦力の獲得を見送ったユヴェントスはピケを後釜に指名。
これまで、DFダニエウ・アウヴェスの引き抜きに成功し、その後MFハビエル・マスチェラーノやMFアンドレ・ゴメス等への関心を示すなど、バルセロナで中核を担う選手引き抜きに注力。
ここまで、交渉はうまく進んでいないもののクラブ間の関係は良好な状態に保たれているとされているのが現状だ。
これまでバルセロナが獲得に関心を示してきた選手等とピケの立ち位置は完全に異なるものの、ユヴェントスはピケ獲得に強い自信を見せている。
バルセロナとピケの現行契約は2019年に満了を迎える。
早ければ、来夏の移籍市場でピケ獲得に動くと見られているユヴェントス。
これまで、最終ラインに数多くのビッグネームを招き入れてきたユヴェントス。
来夏の移籍市場でFWパウロ・ディバラ移籍の可能性が浮上しており、同選手売却で1億ユーロ以上の資金が手元に入ると予想されている。
ユヴェントスの過去のマーケットでの動きを鑑みると、1人の大物選手を売却し各セクションに将来を構築するビッグネームを次々と獲得してきた。
だが、やはりピケだ。今回伝えられた情報に、どこまで信憑性があるのか不透明。
事あるごとに辛口なコメントを残すピケだが、現時点ではクラブそしてファンとの確執は伝えられていない。
なにより、未だバルセロナの最終ラインを束なる活躍を見せている以上、クラブ側にとって売却という選択肢は無いはずだ。
バルセロナは、ピケを現役引退までクラブに留めておくことを希望しており、その後フロント入獲という青写真を描いている。
今後、ボヌッチの代役確保に注力することになるとみられているユヴェントスだが、最終ラインのキーマンにピケを獲得することができるのだろうか?