パリ・サンジェルマン所属のMFフレーズ・マテュイディ。今夏の移籍市場でユヴェントスがマテュイディ獲得に関心を示している。
中盤の補強を画策するユヴェントスは、マテュイディを早々にリストアップしパリSGと接触を続けてきた。
これまで、リヴァプール所属のMFエムレ・カン、セビージャ所属のMFスティーブ・エンゾンジ獲得に向け動いていたが、両クラブが放出の可能性を拒否し交渉は難航。
ウネイ・エメリ監督の下、出場機会が限定されているマテュイディは、ユヴェントスへの移籍の可能性を見出している。
両者相思相愛な関係を構築しているユヴェントスとマテュイディ。
残すは、クラブ間の交渉のみとされているが、ここで大きな乖離が。
ユヴェントスは移籍金1500万ユーロでの獲得を求めている一方で、パリSGは3000万ユーロの条件を突きつけている。
1500万ユーロの差は、非常に大きいものの選手の代理人を務めるミーノ・ライオラ氏が移籍交渉に尽力し、移籍実現に向けパリSGと接触。
最終的に、1500万ユーロの移籍金に加え500万ユーロのボーナスを含めた最大で2000万ユーロ程度の形でまとまるとみられている。
現地時間5日に開幕したリーグ・アンの2試合で先発出場しておらず、エメリ監督の構想から徐々に外れつつある。
30歳を迎えベテランの域に差し掛かったマテュイディ。
クラブは、中盤の戦力の世代交代を推し進めており、マテュイディ売却は既定路線とされている。
近日中に移籍が正式合意に達するとみられており、今後の動きに注目が集まりそうだ。