ユヴェントス、バルセロナが売却検討のウムティティ獲得画策か?

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 バルセロナ所属のDFサミュエル・ウムティティ。クラブは、今冬の移籍市場でウムティティ売却を検討しているようだ。
 今夏の移籍市場でアーセナルやマンチェスター・ユナイテッドといったクラブが獲得に関心を示したものの、交渉合意に至らず今季クラブに残留。

 

 2016年にリヨンからバルセロナに加入したウムティティは、加入当初からチームの戦術にフィットし主力として活躍。
 これまでリーグ戦通算64試合に出場しバルセロナの最終ラインを構築する活躍を披露。

 

 近年、負傷に悩まされ膝の状態が思わしくない。
 現在は、右足骨折を治療中であり最大6週間の離脱が見込まれているのが現状。

 

 ウムティティ離脱はクラブにとって大きな痛手であることは間違いないが、不在を感じさせない活躍を披露しているのがDFクレマン・ラングレ。
 2018年夏、バルセロナに加入して以降、主力として活躍しウムティティからポジションを奪った形だ。

 

 苦しい現状に置かれるウムティティだが、バルセロナは早ければ今冬の移籍市場で同選手売却の以降を持っているとのこと。
 マーケットに出回ることとなれば、ユヴェントスがウムティティ獲得に動くのではないかとの噂がある。

 

 ユヴェントスは、現在DFジョルジョ・キエッリーニが右ひざ前十字靭帯断裂の重傷を負い長期離脱が決定。
 今夏の移籍市場で代役確保を目指しバイエルン・ミュンヘン所属のDFジェローム・ボアテングと接触したものの、獲得を実現させることはできなかった。

 

 今夏の移籍市場でアヤックスからDFマタイス・デ・リフトを獲得したものの、戦術にフィットするまで一定の時間を要すことは間違いない。
 若手DFを多く抱えてはいるが、将来への投資という思惑が強くCB3番手を担う選手が不在であることは事実。

 

 今夏の移籍市場でも積極補強に動き大きく戦力をアップさせたユヴェントス。
 ただ、余剰人員が多いのは事実であり、マーケットに向け買いよりも売りの姿勢を強める必要があるのが近々の課題。

 

 一方、売却報道が報じられたバルセロナだが、FFPの問題を解決できるだけのオファーが届かない限りシーズン途中の売却は決断しないだろう。
 ウムティティを売却となれば、バルセロナは第3のCBを失うことになる。

 

 選手層の薄い最終ラインにおいて、長いシーズンを戦う上でウムティティの存在は必要不可欠であることは間違いない。
 出揃っている現状を考えると、巨額のオファーがバルセロナに届かない限り、バルセロナがウムティティを売却するという選択肢を取ることはなさそうなのだが果たして。

 

 

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