センターバックの補強を目指すマンチェスター・ユナイテッドが、バルセロナ所属のDFサミュエル・ウムティティに再関心を寄せているようだ。
昨年夏にもウムティティ獲得に動いたユナイテッド。
当時、ウムティティはバルセロナで主軸として活躍しており、ユナイテッドからのオファーをことごとく拒否。
最終的に契約延長という形でクラブに残留し今季を迎えていた。
だが、ロシア・ワールドカップの疲労でパフォーマンスを崩し、膝の故障、その治療方法などでクラブと対立。
同時に、クレマン・ラングレの台頭もありウムティティの存在感は徐々に薄まりつつあるのが現状だ。
バルセロナが獲得を画策するアヤックス所属のDFマタイス・デリフト獲得が決まった場合は、ウムティティは放出対象の選手となるのは必須。
ウムティティ自身は、バルセロナ残留を表明しているがクラブからの信頼を失ったフランス代表DFには時すでに遅しといったところか。
一方、ユナイテッドはこれまでリストアップしていたレエスター・シティ所属のDFハリー・マグワイア、ナポリ所属のDFカリドゥ・クリバリ両選手の移籍交渉からは撤退した様子。
撤退理由は、高額な移籍金の支払いが最後までネックとなった模様。
マグワイア、クリバリともに8000万ポンドを超える移籍金の支払いが必要だということは、これまでの報道通り。
ただ、ウムティティには公式発表ではないものの契約解除金が5億ユーロに設定されているという噂がある。
バルセロナが売却を求めた際は、ここまでの巨額の支払いは求められないものの、8000万~1億ポンド近い移籍金の負担は予想できる。
世界有数のCBで、マーケットに出回れば人気銘柄とされるウムティティ。
この夏、CBに実力者を迎え入れたいユナイテッドだが、果たして誰を獲得することとなるのだろうか?
マンチェスター・ユナイテッド
バルセロナ所属のDFサミュエル・ウムティティ獲得に動く?https://t.co/Az7tAcwZ7n— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) June 27, 2019