マンチェスター・ユナイテッドが、ACミラン所属のFWオリヴィエ・ジルー獲得に興味を示しているようだ。
ワールドカップ・カタール大会開幕前にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと契約を解除したため、前線の補強が急務となったユナイテッド。
今季、エリック・テン・ハーグ監督の下で、プレミアリーグ第16節を終え4位に位置しチャンピオンズリーグ出場権を獲得するまでさらなる補強を必要としている。
年間20ゴール以上を期待していたC・ロナウドの退団でできた穴は大きく、クラブは今冬に緊急補強をも辞さない考えでいる模様。
複数の選手をリストアップしている中でも、ワールドカップで4ゴールをマークしフランス代表の決勝進出に大きく貢献したジルーを高く評価しているようだ。
ジルーは、過去にアーセナルやチェルシーでのプレー経験があり、プレミアリーグの適応には問題ないとクラブフロントは考えている模様。
ミランとジルーの現行契約は今季限りで満了を迎えることも、ユナイテッドにとっては追い風のようだ。
しかし、ジルーの心境は若干異なる様子。
アーセナル、チェルシーで満足のゆく個人成績が残せず、言わば追い出されるような形でプレミアリーグを後にしたジルーの行き着いた先がイタリア・セリエA。
それも、ACミランというビッグクラブがベテランの域に達したジルーを高く評価し獲得したことで、選手はクラブに対し高い忠誠を誓っている。
ミランは、ジルーとの現行契約が残り半年となったことタイミングで、新契約締結に向けた動きを加速。
選手自身もミランとの契約延長を望んでいることから、ユナイテッドが交渉に割って入ることができるかどうかが注目。
なお、ユナイテッドはジルー獲得失敗に備え、ボルシアMG所属のFWマルクス・テュラムやフランクフルト所属のFWランダル・コロ・ムアニ、RBライプツィヒ所属のFWダニ・オルモといった選手をリストアップしている。
約半年間にわたり、C・ロナウドの去就に揺れ動かされたユナイテッド。
ワールドカップで各国代表選手のパフォーマンスをチェックし、CR7の穴を埋めるだけの人材をクラブに招き入れることができるのか?今後の動きに注目が集まる。
マンチェスター・ユナイテッド
ACミラン所属のFWオリヴィエ・ジルー獲得に関心https://t.co/LHA9lZEMAS— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) January 4, 2023