ASモナコ所属のFWキリアン・ムバッペ。今夏の移籍市場でレアル・マドリーとパリ・サンジェルマンが争奪戦を繰り広げている。
この争奪戦を制すべくいち早く動いたのがパリSG。
モナコに対し1億1000万ユーロの獲得オファーを提示したものの、モナコはこれを拒否。
ムバッペ売却には1億3000万ユーロの移籍金を要求しているとされている。
モナコの新星であり、フランス代表のレジェンドであるティエリ・アンリ氏になぞられる“ アンリ2世 ”と称される逸材獲得に、マドリーが本腰を入れ獲得に動き始めた。
昨年夏にマンチェスター・シティに強奪されたFWガブリエル・ジェズスと同じ轍を踏みたくないマドリー。
フロレンティーノ・ペレス会長主導で行われる移籍オペレーション。
ペレス会長は、昨年夏に獲得を断念したマンチェスター・ユナイテッド所属のMFポール・ポグバの移籍金1億500万ユーロを塗り替えるオファーを用意しているという。
一部の報道では、マドリーはモナコが要求する移籍金満額を支払うために準備を進めているようだ。
これまでマドリーの攻撃陣を牽引し続けてきたFWクリスティアーノ・ロナウド、FWカリム・ベンゼマ、FWガレス・ベイルからなる“ BBC ”と高い競争力を保つべく、ムバッペ獲得に注力している。
すでにムバッペ獲得に向け、ジネディーヌ・ジダン監督が一定の出場機会を約束し、マドリー加入に向け説得したとされている。
残すは、マドリーがモナコに対し正式な獲得オファーを提示した時点で勝負は決まるだろう。
この夏、最も注目を集める人気銘柄のムバッペ。
マドリーは、モナコとの交渉を上手く進めることができるのだろうか?