ASモナコ所属のFWキリアン・ムバッペ。移籍金市場最高額を大きく上回る1億8000万ユーロでレアル・マドリーへの移籍が噂され続けてきたムバッペ。
昨季、モナコで公式戦44試合に出場し26ゴールをマークしたムバッペ。
若干18歳ながら、リーグ優勝とチャンピオンズリーグベスト4に入ったモナコの攻撃陣をけん引するパフォーマンスを披露した。
ムバッペには、レアル・マドリーが獲得に積極的に動いているが、一方でアーセナルやマンチェスター・シティといったクラブも争奪戦に参戦しており去就が注目が集まっていた。
推定移籍金1億8000万ユーロ。ムバッペに届いたオファーだ。
移籍金市場最高額を大きく上回る移籍金であることから、選手への期待が大きく寄せられていることは間違いない。
マドリーがこのオファーを提示したことから、近日中にも取引が決定すると見られていたが、ここにきて状況が一変。
ムバッペがモナコ残留の可能性を示唆したためだ。
今季、ワールドカップイヤーということもあり、マドリーというメガクラブへ移籍し出場機会が減少するよりも、中心選手として活躍できるモナコに残留することを選択を決断したのかもしれない。
なお、マドリーには今夏にムバッペを獲得し、1年間のレンタル契約でそのままモナコでプレーさせるというオプションも検討しているとされており、今後の動きは見逃すことができない。
なお、モナコのヴァシリエフ副会長は、ムバッペの去就について次のようなコメントを残した。
「 欧州最大の希望であり、すべてのビッグクラブが彼を望んでいる 」
「 キリアンとの契約延長について話し合っている。実現できるように願っているよ。特に彼にとって非常に重要な決断だ。時間を与え、あせらせないようにしなければならない 」
「 今日の時点で合意はない。モナコは延長を希望する 」
モナコ側は、ムバッペと契約延長に向け動いている。
ムバッペをめぐる今後の動きに、まだまだ目が離せない。