インテル所属のFWマウロ・イカルディ。早ければ、今冬の移籍市場でレアル・マドリーがイカルディ獲得に動くとみられていたが、同選手はこの噂を完全に否定しクラブ残留を強調した。
「 (レアル・)マドリー?今がインテルを退団する時だとは思わない。チームが手にしている結果を見てみると、今はベストなタイミングではない。僕はここで幸せだよ・僕はインテルをチャンピオンズリーグに戻すことを目標としていたし、そうすることができた。このクラブで勝ち取りたいんだ。適切なタイミングがくれば、契約も更新するよ。まだまだ時間はあるんだ 」
このコメントにより、マドリーが執拗に獲得に向け動いていた交渉は、破談に終わる可能性が高くなったことは間違いない。
今冬、または来夏の移籍市場でイカルディ獲得のチャンスはあったことは間違いない。
昨季まで在籍した絶対的エースであるクリスティアーノ・ロナウドがユヴェントスへ移籍し、マドリーは得点力不足に頭を抱えている。
サンティアゴ・ソラーリ新監督を招聘したものの、状況に改善は見られておらずストライカーの補強は急務の状態だ。
イカルディにとっても自身の評価を向上させるには、マドリーへの移籍は大きな一歩であることは間違いない。
とはいえ、苦楽をインテルと共に過ごしてきたイカルディには、同クラブからの退団という選択肢は一切ないのであろう。
4シーズン続けて2桁得点を記録し、うち3シーズンは20ゴールを超える結果を残すイカルディ。
インテルにとって、無論絶対的なエースであることは間違いなく、今回の選手の残留宣言は今後インテルが移籍交渉をはねのける大きな材料となるはずだ。
インテルのマウロ・イカルディ
今冬のレアル・マドリー移籍の噂を完全否定https://t.co/ivvwgxaSXM— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) December 2, 2018