マドリーが守護神の補強にアリソンをターゲットへ

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 ローマ所属のGKアリソン・ベッカー。今夏の移籍市場で新守護神獲得を目指すレアル・マドリーが、アリソンをターゲットとしたようだ。

 

 ここ数年、トップレベルの守護神獲得を目指してきたマドリー。
 マンチェスター・ユナイテッド所属のGKダビド・デ・ヘア、チェルシー所属のGKティボ・クルトゥワ等をリストアップ。

 

 だが、保有権を持つクラブの抵抗は必須であり、獲得には当然ながら高額な移籍金が必要。
 そこでマドリーは、新たなターゲットに今夏の人気銘柄であるアリソンを指名。

 

 ここで一つの基準になるのが、昨年夏マンチェスター・シティがベンフィカからGKエデルソン・モラレスの移籍交渉だ。
 シティはベンフィカに対し5100万ユーロの移籍金を支払いブラジル代表でアリソンとしのぎを削るエデルソンを獲得。

 

 ローマは、現時点でアリソン売却の選択肢はないが条件次第で交渉の席に着くとみられる。
 その際、ローマが基準とするのがエデルソンの取引額だろう。

 

 これらの現状を受け、マドリーは移籍金5000~6000万ユーロのオファーを用意。
 アリソン獲得交渉を本格派させる方針で動くこととなるだろう。

 

 ローマは、2016年夏にアリソンを獲得。その際支払ったのが750万ユーロ。
 2シーズンでその価値は約10倍。ローマにとって、申し分ない取引だろう。

 

 なお、去就が注目路アリソンは、この夏の移籍に対し次とようなコメントを残した。

 

「 周囲に認知は喜ばしいこと。僕が良い仕事をしている証しだからね。レアル・マドリーが話題になれば、なおさらだ 」

 

 唯一の懸念材料は、指揮官ジネディーヌ・ジダン監督の存在だ。
 昨年夏にはデ・ヘア、今冬はアスレティック・ビルバオ所属のGKケパ・アリサバラガ等の獲得を拒絶し続けてきたジダン監督。

 

 来季以降もクラブにとどまることとなれば、ケイラー・ナバスへ過剰すぎるほどの信頼を置いているだけに、過去になぞり移籍交渉そのものが消滅する可能性も。

 

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