マドリーが中盤の補強に、フランスの若手逸材獲得か?

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 レアル・マドリーが、ASモナコ所属のMFオーレリアン・チュアメニ獲得に関心を示しているという。
 今季からクラブ指揮官に就任したカルロ・アンチェロッティ監督は、指揮官歴任中にチームの骨格にメスを入れることを剣という。

 

 アンチェロッティ監督は、昨季よりもパワフルなサッカーを目指している。
 その一環で獲得されたのが、MFエドアルド・カマヴィンガだ。

 

 だが、アンチェロッティ監督はカマヴィンガだけの補強には満足しておらず、よりパワフルに戦っていくべくチュアメニを次のターゲットとしているという。
 とはいえ、補強リストでは中位から下位へ位置付けられる選手となるかもしれない。

 

 来夏の移籍市場で獲得が噂される、パリ・サンジェルマン所属のFWキリアン・エムバペ、ボルシア・ドルトムント所属のFWアーリング・ブラウト・ハーランドなど攻撃陣に新たな戦力が加わる可能性がある。
 一方、中盤は人員整理が対象のポジションであり、新戦力獲得には余剰人員の整理がセットとなる。

 

 スカッドのスリム化に向けた大きな問題は、高額な資金面にある。
 とりわけ問題は、選手が受け取るサラリーだろう。

 

 マドリーが移籍金の大幅な減額を決断したとしても、財政に苦しむクラブが多い中マドリーが支払う巨額のサラリーを用意できるクラブはごく少数。
 放出候補の選手らが、契約満了までクラブに残留することを決断した場合、新戦力獲得は事実上困難な状況になる。

 

 チュアメニ獲得を強行し、他クラブへレンタルで武者修行という選択肢もあるが、アンチェロッティ監督肝煎での獲得となれば、レンタル移籍の選択肢は限りなく低くなる。
 ロッカールーム内で不要な混乱をもたらす原因にもなるため、余剰人員をいかに効率よく削減していくことができるかがチュアメニ獲得の成否がかかっているよう気もするのだが果たして。

 

 

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