バルセロナが、MFハビエル・マスチェラーノが中国スーパーリーグの河北華夏へ移籍することを正式発表した。
今冬の移籍市場で中国行きが噂され続けてきたマスチェラーノ。
クラブ間交渉は最終局面に入っており、バルセロナは先日マスチェラーノが冬のマーケットで退団することを発表したばかりだった。
向こう数年バルセロナでプレーし、キャリアの締めくくりを母国アルゼンチンで過ごすことになるかと見られていたマスチェラーノ。
今夏の移籍市場でも獲得に関心を示すクラブは数多く存在していたものの、エルネスト・バルベルデ監督立っての要請でクラブに残留。
しかし、サミュエル・ウムティティの台頭などがありマスチェラーノは事実上の構想外扱いとなっていた。
今冬の移籍は避けられない状況にあったマスチェラーノだが、バルセロナも先日パルメイラスからDFジェリー・ミナを獲得したことで事実上の戦力外。
ついに、中国挑戦が決定的となった。
河北華夏は、かつてレアル・マドリーやマンチェスター・シティを率いていたマヌエル・ペジェグリーニ監督がクラブを率いており、同郷のFWエセキエル・ラベッシやFWジェルヴィーニョなど欧州で結果を残してきた選手が多数在籍している。
バルセロナの黄金期を最終ラインで支えた功労者が、新たな活路を見出すべくサッカー後進国中国へ新天地を求めることとなった。