バイエルン・ミュンヘン所属のDFジェローム・ボアテング。契約満了で今夏にバイエルンを退団することが決定したボアテングの去就にトッテナムが関心を示しているという。
ジョゼ・モウリーニョ監督の下で、今季苦しい戦いを強いられているトッテナム。
指揮官は脆弱な最終ラインの補強を希望しており、ボアテングをリストアップしているという。
今夏、移籍金ゼロで新天地を求めることができるため、複数のクラブがボアテングの去就に関心。
トッテナムの他にも、チェルシーやアーセナル、バルセロナといったビッグクラブが争奪戦を争っている。
報道によると、トッテナムはボアテングと接触を行い、今夏の加入について交渉を行なったという。
トッテナムがボアテング争奪戦を制すべく用意しなければならない条件は、選手がバイエルンから受け取っている週給21万ポンドにも上る高額なサラリーだ。
満額の条件でトッテナム加入が決定すれば、クラブで最も稼ぐ選手の1人になる。
ダニエル・レヴィ会長筆頭に、クラブ内にサラリーキャップ制度を導入し人件費の徹底したコントロールを行なってきたトッテナム。
ボアテング加入で、サラリーの収支バランスが大幅に狂うことから、チーム内に不満が噴出する可能性は十分に考えられる。
ただ、ボアテング獲得はジョゼ・モウリーニョ監督案件であり、指揮官の去就も不透明な状況にあるため解任となれば交渉から手を引く可能性も十分に考えられるが果たして。
トッテナム
バイエルン・ミュンヘン所属のDFジェローム・ボアテング獲得を検討https://t.co/3YINo9UsSi— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) April 14, 2021