レアル・マドリー所属のFWルカ・ヨヴィッチ。CFの補強を画策するフランクフルトがヨヴィッチ復帰を検討しているという。
2019年夏、フランクフルトで公式戦27ゴールという実績を引っ提げマドリーへ移籍。
だが、カリム・ベンゼマの牙城は想像以上に高く、加入2年目となる今季も多くの出場機会を得ることができていない。
すでに、ACミランなど複数のクラブがヨヴィッチ獲得に関心を示しており争奪戦に発展している。
ヨヴィッチは、ピッチ内外で多くの問題を抱え疑心暗鬼になっていると考えるのが定説で、新たなキャリアを構築すべく一度マドリーを離れることが理想的な選択肢とされている。
そんなヨヴィッチに対しアドルフ・ヒュッター監督が手を差し伸べようとしている。
同指揮官はヨビッチ獲得について問われると、『 彼はレアル・マドリーで本当にわずかな時間しか得られていない。だからこそ、彼のフランクフルトへの帰還を妨げるものは何もない 』と移籍の可能性を匂わせた。
だが、問題は大きい。
選手が受け取る高額なサラリーを、フランクフルトが負担し続けることができるかが最大の焦点だ。
ヨビッチとしても、大きな結果を残した古巣復帰は悪い話ではないだろう。
だが、金銭的な問題でその道が断たれようとしているのも事実。
無償レンタルという契約を締結することができれば、フランクフルトにも勝機があるが新型コロナウイルス拡大の影響でマドリーの財政状況も思わしくない。
好条件の引き出せるほど交渉は甘くないのが現実か?
大きな成長を促すなら慣れ親しんだドイツへ新天地を求めるのが理想的選択だが、条件面で合意できないのであれば争奪戦をリードするACミラン等複数のクラブへ新天地を求めることが妥協策となるのだろう。
フランクフルト
レアル・マドリー所属のFWルカ・ヨヴィッチ獲得に関心今冬の復帰実現の可能性を模索
高額なサラリーがネックともhttps://t.co/IPeaR8d2FM— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) January 2, 2021