ピョンテクが加入わずか1年でミラン退団へ、新天地はヘルタ・ベルリン

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 ACミラン所属のFWクシシュトフ・ピョンテク。ヘルタ・ベルリンがピョンテクを完全移籍で獲得したことを発表した。
 報道によると、ヘルタはミランに対し移籍金2700万ユーロを支払い、選手とは2025年までの契約を締結することになるという。

 

 2019年1月に鳴り物入りでジェノアからミランへ加入したピョンテク。
 加入初年度から公式戦11ゴールと圧巻の決定力を披露し、ヨーロッパリーグ出場権を確保に大きく貢献。( 同大会はミランが出場権を放棄 )

 

 今季の活躍が期待されたものの、チームの機能不全も曖昧って得点数の伸び悩みが顕著に現れ、公式戦20試合に出場し5ゴールと苦しいシーズンを過ごしている。
 今冬の移籍市場で得点力不足解消に向けFWズラタン・イブラヒモヴィッチを獲得したことでピョンテクの出場機会は激減。

 

 クラブフロントは、今冬の売却を目論み複数のクラブと交渉を続けてきた。
 これまでトッテナムやマンチェスター・ユナイテッド等が獲得に関心を示していたが、最も高額な条件を提示したヘルタとの交渉が進展を見せ移籍が決定。

 

 ヘルタ移籍が決定したピョンテクは、クラブの公式サイトを通じて次のような意気込みを残した。

 

「 移籍成立に満足しているよ。このクラブの取り組みは、この移籍が正しいものだと確信させるには十分だ。新しいチームメイトとのプレーが楽しみだよ。良いパフォーマンスとできるだけ多くのゴールで、このクラブの発展に貢献したい 」

 

 わずか1年という短い時間でも大きな結果を残しミランを後にしたピョンテク。
 イブラヒモヴィッチと併用させ、育成し復活に導くものだと思っていたが、完全移籍で売却に踏み切ったということは、ミランの財政状況は想像以上に悪いものなのかもしれない。

 

 

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