バルセロナがリンガード獲得に関心

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 バルセロナが、マンチェスター・ユナイテッド所属のMFジェシー・リンガードの動向に注視しているという。
 ユナイテッド下部組織出身のリンガードは、クラブでの将来が期待されてきたものの熾烈なポジション争いに敗れ、昨季後半戦にウェストハムへのレンタル移籍を経験。

 

 レンタル先で、リーグ戦16試合に出場し9ゴール5アシストを記録したことで再び評価を高めユナイテッド復帰。
 ユナイテッドでの躍動が期待されていたリンガードだが、待っていたのが激しいポジション争い。

 

 攻撃陣に多種多様な選手を多く抱えるユナイテッドにおいて、リンガードのプライオリティは低いまま。
 それを裏付けるように、ここまでリーグ戦でスタメン出場はなく、途中出場で3試合に出場し2ゴールをマークする勝負強さを披露している。

 

 数字が表す結果は評価されるべきものがあると考えるが、それを許すことができない陣容をユナイテッドが揃えているため、リンガードには再び移籍の噂が浮上。
 すでに、バルセロナやACミランが獲得に関心を示していると伝えられている。

 

 なかでもリンガードの去就に強い関心を示しているのがバルセロナだという。
 今夏にFWリオネル・メッシが退団し、緊縮財政で代役を確保することができなかった。

 

 スタジアムに観客の姿が戻り始め、バルセロナは財政状況が改善へ向かうことを想定し来夏に向けた補強リストの作成を急ぐ。
 その中でも、上位に位置しているのがリンガードだという。

 

 ユナイテッドとリンガードの現行契約は今季限りで満了を迎える。
 移籍金ゼロで獲得できるのはバルセロナにとって好都合であり、ウイングを主戦場とするリンガードのプレースタイルも評価に値する。

 

 選手自身、スペインやイタリアで新しい挑戦を建設的に捉えている。
 なにより、2022年にワールドカップ・カタール大会でイングランド代表に招集されるためにはクラブレベルでの出場機会確保が必須となる。

 

 バルセロナ移籍でも熾烈なポジション争いが待っているが、過渡期にあるバルセロナにおいて一定の出場機会が得られることは間違いないだろう。
 果たして、リンガードはユナイテッドとの契約を満了し、新天地を求めることになるのか注目。

 

 

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