昨冬の移籍市場でサッスオーロからバルセロナへレンタル契約で加入するMFケビン=プリンス・ボアテング。
現行契約は、昨季限りで終了。
報道によると、バルセロナがボアテングのオプション行使を検討していると伝えた。
サッスオーロのジャンパンに・カルネバリCEOがボアテングの去就について次の通りコメント。
「 バルセロナがボアテングを買い取った後、おそらく別のスペインのクラブに移籍させるだろう。つまり、スペインに留まることになる 」
希望的観測のコメントを残しているが、バルセロナがボアテングを転売する利点はどこにもない。
近年、ピッチ上での結果を残すことができないボアテングを獲得するクラブがどの程度あるのか?
800万ユーロの移籍金を支払えばボアテングの完全移籍は実現するが、受け入れ先が現れなければ負債をかけることになる。
今夏に大型補強を画策するバルセロナに、そこまでの余裕がないのが実情だろう。
サッスオーロ側のコメントは、ボアテング移籍に向けた情報操作の意味も含まれているように感じる。
現状を考えれば、昨冬にボアテングをレンタル契約ながらバルセロナが獲得したことすら意味が見えない現状。
バルセロナで結果を残すことができなかったボアテングを買い取る意味はバルセロナに全くないというのが現状だろう。
バルセロナ
サッスオーロからレンタル契約で獲得したMFケヴィン=プリンス・ボアテング買取を検討?https://t.co/xPvBrWysxm— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) July 2, 2019