アヤックス所属のDFヌサイル・マズラウィの去就が慌ただしくなってきた。
これまで、バルセロナ移籍がほぼ確実であったと伝えられていたマズラウィ。
しかし、ここにきて右SBの補強を目論むバイエルン・ミュンヘンが獲得争奪戦に名乗りを挙げたようだ。
報道によると、バイエルンはマズラウィ獲得に向け好条件のオファーを提示しアヤックスとの交渉に挑むつもりのようだ。
今夏の注目銘柄として人気を集めるマズラウィは、現ジア24歳のモロッコ代表右サイドバック。
アヤックスで不動のレギュラーとして活躍を続けているが、クラブとの現行契約が今季限りで満了を迎えるボスマンプレーヤーの一人だ。
選手の実力を高く評価したクラブが、次々と争奪戦に名乗りを挙げているのが現状。
移籍金ゼロで獲得することができるのだから、マーケットが徐々に復活しかけている現状でもビッグクラブが群がるのは致し方ないことか。
すでに名乗りを挙げているバルセロナ、今回参戦したバイエルンの他にもアーセナルやACミラン、ボルシア・ドルトムントなどからの関心の噂も。
だが、選手本人はバルセロナ移籍を望んでおり、個人合意を締結したとの報道もある。
だが、マズラウィ本人はオランダメディアのインタビューに応え、『 バルセロナとの合意はない 』と完全否定したものの、選手の有力な移籍先候補であることは間違いなく、今後の行方を見守ってゆく必要がある。
盤石の交渉を続けてきたバルセロナだが、一転バイエルンという強力なライバルの出現で状況に変化が生まれる可能性もある。
報道によると、バイエルンはマズラウィに対し年俸1000万ユーロのオファーを選手側に提示したとのこと。
バルセロナが提示している条件は明らかになっていないが、バイエルンがオファーした条件はバルセロナ以上のものだと伝えられており、選手にとって非常に魅力のあるオファーであることは間違いない。
選手と相思相愛のバルセロナ。
バルセロナ以上の条件を突きつけたバイエルン。
表現は悪いが、『 愛を取るか?お金を取るか? 』マズラウィがどちらを選択しても、他の選手が羨むメガクラブへの挑戦権を得ることができるわけだから、今後の去就に注目が集まる。
バイエルン・ミュンヘン
アヤックス所属のDFヌサイル・マズラウィ獲得に関心
争奪戦へ参戦へhttps://t.co/oI4deVZZcm— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) March 21, 2022