バイエルン・ミュンヘン所属のDFジェローム・ボアテング。
今季限りでバイエルンとの現行契約が満了を迎えるボアテングの去就にボルシア・ドルトムントが関心を示しているという。
先日、バイエルンのハサン・サリハミジッチSDが、今季限りでボアテングが退団することを明言。
今夏にフリートランスファーで新天地を求めることが確実となったボアテングには、すでにトッテナムやバルセロナ、ヘルタ・ベルリンなどから関心が寄せられている。
マーケットの状況やバイエルンでの活躍を考えると、今夏の争奪戦は必須。
報道によると、この争奪戦にドルトムントが参戦する意向にあるという。
今季苦しい戦いを強いられるドルトムント。
今夏は、財政難で苦しい補強マーケットを過ごすことが予想されており、移籍金ゼロで獲得できるボアテングに魅力を感じている模様。
だが、問題はボアテングがバイエルンで受け取る1200万ユーロと高額なサラリーだろう。
ドルトムントがボアテングを獲得するためには、選手側がサラリー面で譲歩する必要がある。
一部の報道では、選手側が一定の減俸を受け入れる代案として、パフォーマンスに応じた高額のボーナスを付与する条件を要求するのではないかとも伝えている。
いずれのクラブも経営難の状況にあるだけに、32歳とベテランの域に達したボアテングにバイエルンから受け取っているサラリー満額を用意するクラブは現れにくいのが現状だろう。
今夏の去就が注目されるボアテング。
バイエルンを退団しドルトムントへ新天地を求めた選手も多いだけに、国内移籍が成立するか注目が集まるところだが果たして。
ボルシア・ドルトムント
バイエルン・ミュンヘン所属のDFジェローム・ボアテング獲得に関心https://t.co/mOMxHqNJwL— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) April 11, 2021