パリ・サンジェルマン所属のMFユリアン・ドラクスラー争奪戦が激化の一途をたどっているようだ。
FWネイマールの加入により、出場機会の確保が難しいとされるドラクスラーに対しては、リヴァプールやアーセナルといったクラブが獲得に関心を示している。
ここにきて新たに争奪戦へ参戦しよとしているのがマンチェスター・ユナイテッドだ。
この夏、パリSGは大型補強を断行すべくネイマールに続き、ASモナコに所属するFWキリアン・ムバッペ獲得に動いている。
ネイマール、そしてムバッペ獲得が実現した場合、ドラクスラーの出場機会の大幅な減少が予想される。
出場機会を求めドラクスラーが移籍することは既定路線とみられており、プレミアリーグのトップチームが獲得に関心を示しているという。
今夏の移籍市場でウインガー獲得を求めるジョゼ・モウリーニョ監督。これまでインテル所属のMFイヴァン・ペリシッチやレアル・マドリー所属のFWガレス・ベイルといった選手をリストアップしてきたものの、いずれも獲得に失敗。
モウリーニョ監督は、戦力が手薄のウインガーとしてドラクスラーに着目しているという。
ドラクスラーは、パリSG残留を強調しているのが現状。だがチームの戦力補強の動向によっては、マーケット閉幕のタイミングでオペレーションが完遂する可能性もある。
パリSGは、ファイナンシャル・フェアプレーを考慮し、複数の主力選手の売却を画策しており、ドラクスラーも移籍リストへリストアップされているとも噂されている。
去就が不透明な状況にあるドラクスラーだが、夏のマーケットでの動きはどのような形で終えることとなるのだろうか?