バイエルン・ミュンヘン所属のFWトーマス・ミュラー。今冬の移籍を検討していると複数のメディアが伝えた。
ニコ・コヴァチ監督の下で大きく出場機会を減らすミュラー。
ドイツ代表のヨアヒム・レーヴ監督から事実上の代表引退を通達され、クラブでのプレーに集中する形となったミュラー。
バイエルンは、今夏にチームの改革に着手しミュラーに寄せられる期待は大きかったものの、今夏にバルセロナからレンタル契約で獲得したMFフィリペ・コウチーニョの台頭もあり出場機会が激減。
苦しい現状を受けバイエルンでのキャリアを再考しているという。
バイエルンとミュラーの現行契約は2021年まで。
ミュラーの最良の選択肢は、今後もクラブで中心選手として活躍することだろう。
ただ、昨季途中に指揮官との関係悪化が表面化した現状を考えると、コヴァチ監督のプライオリティは若手選手に置かれている印象。
更に、バイエルンの来夏移行の戦力補強の予定を鑑みてもミュラーの状況は苦しいものが予想されている。
今後ベンチ生活が続くことになれば、ミュラーは今冬クラブに一定の移籍金を残し新たなキャリアを選択しても不思議ではなさそう。
ただ、来季以降コヴァチ監督の去就が定まっていない状況で、今冬に移籍を決断することになるのかは慎重な判断が要求されそうだが果たして。
バイエルン・ミュンヘン所属のFWトーマス・ミュラー
今冬の移籍を検討か?
出場機会現象で移籍を検討ともhttps://t.co/rww1KHGtcx— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) October 10, 2019