トッテナムを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督に対し、クラブは今夏の移籍市場で巨額の補強予算を用意しているようだ。
今季ゼロ補強で乗り切ったトッテナム
マウリリシオ・ポチェッティーノ監督に、クラブが1億5000万ポンドの補強予算を用意か?https://t.co/DtJRKOye33— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) April 19, 2019
報道によると、トッテナムはポチェッティーノ監督に対し1億5000万ポンドの補強予算を計上。
18-19シーズンの移籍マーケットを補強ゼロで乗り切ったトッテナム。
苦しい戦いを強いられる子ことになると予想されていたが、大方の予想を反し今季トッテナムは大躍進。
リーグ戦では上位2クラブと勝ち点差は離されているものの、リーグ3位を死守。
チャンピオンズリーグでも、宿敵マンチェスター・シティを準々決勝で下しクラブ史上初の準決勝へと進出。
多くの負傷離脱者を抱えスカッドのやりくりに苦慮するトッテナムを見事牽引しているのがポチェッティーノ監督だ。
クラブ首脳陣は、指揮官の手腕を高く評価し更なるチーム強化に向け、今夏の移籍市場では精力的な動きを見せる様子。
ポチェッティーノ監督は、すでにフロントに対し補強リストを提出しているという。
移籍の噂が絶えないMFクリスティアン・エリクセン、DFトビー・アルデルヴァイレルト、構想外のDFキーラン・トリッピアー、DFダニー・ローズ、MFヴィクター・ワニアマ、レンタル契約で移籍中のMFジョルジュ・ケヴィン・エンクドゥの売却を模索。
クロップ監督が考える強化ポイントは明確だ。
昨年夏からの課題点であるセンターバック、FWハリー・ケインへの依存度が高いストライカー、今季終了後に契約満了を迎えるFWフェルアンド・ジョレンテの代役の獲得は必須。
さらに、新たな左サイドバックや、2セントラルMF、エリクセン移籍となった場合の代役確保にも注力。
これまで、多くの憶測が報じられたが、今回の巨額の補強予算を計上することを決断したことで、これまでの補強案は白紙に戻る戻される可能性もある。
ポチェッティーノ監督就任から5年を経過したトッテナム。
就任当初は、若く脆いチームだったトッテナムだが、卓越した指導力で粘り強いチームへと仕上がり、リーグ戦での上位進出、チャンピオンズリーグでの躍進を手に入れるまで成長。
先日、懸案であったスタジアム問題も解決し、真の意味でのメガクラブの仲間入りの扉を開けようとしている。
資金の問題で昨年補強を行わなかったトッテナム。
噂通り、巨額の補強資金を用意し大型補強に打って出ることとなるのだろうか注目だ。