ASモナコ所属のMFティエムエ・バカヨコ。今夏の移籍市場でチェルシー移籍が有力視されている。
夏のマーケット開幕した後、早々にモナコ側と接触したのがチェルシーだ。
昨年夏、アントニオ・コンテ監督が求める戦力を揃えることができなかったチェルシー。
同じ轍を踏まぬよう、この夏のマーケットで指揮官が熱望する戦力の獲得に動くよう尽力している。
これまで復数の選手がチェルシー移籍が噂され続けてきたが、なかでもコンテ監督がファーストチョイスとしてきたバカヨコの獲得が近日中に決まるのではないかと報道。
すでにバカヨコは、チェルシーのメディカルチェックを受ける予定となっている。
無事メディカルチェックをパスし個人契約が締結した後、クラブとの交渉が進展する形となりそうだ。
なお、チェルシーはモナコに対し4000万ポンドにインセンティブを盛り込んだ契約を提示しているという。
FWロメル・ルカクをマンチェスター・ユナイテッドに強奪されるという失態を演じたチェルシー。
バカヨコの移籍交渉に関しても、ユナイテッドが横槍を入れるなど、安息の時は訪れなかった。
バカヨコ獲得が正式決定した場合、MFネマニャ・マティッチが余剰戦力として位置されることとなる。
マティッチ強奪を画策するユナイテッドだが、間違いなくタフな交渉を強いられることになるだろう。
昨季、モナコのリーグ・アン制覇に大きく貢献したバカヨコ。
次々とモナコで活躍した中心選手の多くがビッグクラブに引き抜かれ続けているモナコ。
当初、バカヨコ売却は否定的な考えであったが、チェルシーからの破格のオファーを前に首を縦に振らざるをえない状況にあると考えているのかもしれない。