チアゴ・アルカンタラ移籍が噂のバイエルン、コバチ監督は代役に教え子ラキティッチ獲得を熱望へ

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 バルセロナ所属のMFイヴァン・ラキティッチに、ブンデスリーガ復帰の可能性が浮上した。
 今夏の移籍市場でバイエルン・ミュンヘン所属のMFチアゴ・アルカンタラの移籍が噂されている。

 

 先日、レアル・マドリー移籍で個人合意に達したと報道。
 バイエルンは移籍を否定しているものの、選手本人はスペイン復帰を視野に入れていると伝えられており、その去就が注目されている。

 

 不測の事態を考慮するのが、クラブを率いるニコ・コバチ監督だ。
 チアゴ移籍となれば、代役に実力者確保は必須であり指名したのがクロアチア代表監督時代に指導した経験を持つラキティッチの獲得だ。

 

 とはいえ、交渉は簡単ではない。
 バルセロナで中心選手として活躍し、多クラブへ移籍となればパリ・サンジェルマンやASモナコといったフランス勢も争奪戦に参戦するだろう。

 

 現地メディアもラキティッチ移籍の可能性について『 ラキティッチにはパリ・サンジェルマン、モナコも関心を示している。しかし2021年まで契約を残している同選手を獲得するためには、契約解除金1億2500万ユーロを支払う必要がある 』と伝え、実現に向けたハードルはかなり高いのが現状だ。

 

 ラキティッチは、10-11シーズンまでシャルケでプレー経験を持つのもバイエルンにとっては強み。
 MFアンドレス・イニエスタが退団したバルセロナの中盤に、ラキティッチが必要不可欠な選手であることは間違いなく、交渉は簡単に進まないだろう。

 

 バイエルンが中盤に新戦力を確保するか否かの決断は、チアゴの去就が大きく起因する事は間違いなく、今後の行方に注目が集まりそうだ。

 

 

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