セントルイス・シティ、ドルトムントからビュルキ獲得を発表

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 アメリカMLSのセントルイス・シティSCが、ボルシア・ドルトムント所属のGKロマン・ビュルキを完全移籍で獲得したことを発表した。
 ドルトムントとビュルキは、2023年まで現行契約を締結しているが今季終了のタイミングで契約を解消しフリーでアメリカに挑戦することになる。

 

 長年ドルトムントのゴールマウスを守り続けてきたビュルキは、クラブの公式サイトを通じ次のようなコメントを残した。

 

「 この偉大なクラブで通算7年間プレーできたことを光栄に思うよ。2017年と2021年のDFBポカールでの優勝だけでなく、共に経験した良い時期、困難な時期もずっと覚えている 」

 

「 何よりもまず、素晴らしいチームメイトに、そしてBVBの関係者、監督、チームを支えるスタッフ、そして最後に、信じられないようなファンにも感謝したい。一度ボルッセ(ドルトムントの人間)になれば、これからもずっとボルッセだよ! 」

 

「 実はプライベートでは、ここ数年、すでにアメリカで多くの時間を過ごしているだ。僕はアメリカのスポーツの大ファンであり、セントルイスの発展途上のクラブで、何かを作り上げる手伝いができることにとても興奮しているんだ 」

 

 ビュルキは、2015年夏にフライブルクからドルトムントに加入。
 以降5シーズンに渡りドルトムントの種母神として君臨した。ここまで公式戦232試合に出場したものの、昨季後半戦から徐々に出場機会を失うと、今季は正守護神のポジション争いに敗れGKで4番手の序列に低下し、一度もベンチ入りすることができずにいた。

 

 今冬の移籍市場では、母国のバーゼルを始め、ガラタサライやロリアンからのレンタル移籍のオファーが届いていたが、選手が移籍を望まずクラブに残留。
 後半戦をスタートしていたが、水面下でセントルイス・シティSCとの交渉が進み今夏の移籍が決定した。

 

 

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