セビージャ、マドリー退団のMFイスコ獲得を正式に発表

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 セビージャは、今夏に契約満了でレアル・マドリーを退団したMFイスコを獲得したと発表した。
 契約期間は2024年までの2年間の在籍となる。

 

 マドリー退団移行、スペイン国内のCL出場権を有するクラブへの移籍を懇願。
 スペイン国外の複数のクラブからのオファーも届いていたが、最終的にセビージャへ新天地を求めることを決断した。

 

 選手が受け取る年俸について伝えられていないが、一定の減俸を受け入れての加入と予想する。
 まだまだ若いと見られてきたイスコも、すでに30歳を迎えキャリアの終盤を歩んでいる状態。

 

 マドリーで多くの出場機会を得ることができなかったことは、サッカー選手として大きな躓きではあるが、まだまだ飛躍の可能性は残されている。
 セビージャを率いるのがスペイン代表時代の恩師ジュレン・ロペテギ監督の存在は大きいだろう。

 

 試合感の鈍りは懸念すべき事態だが、ロペテギ監督はスペイン代表やレアル・マドリー指揮官時代にいすこを重要視して起用してきたことを考えれば、セビージャでも中心選手としての起用が予想される。
 チーム戦術にフィットできれば、開幕戦からのスタメン出場も十分に考えられるだろう。

 

 選手にとっての問題は、どのポジションでどのような役割を求められるかとなる。
 マドリーではスーパーサブ要員で起用され、短時間で結果を残すことが求められ続けてきた。

 

 元来、ボールを持ちすぎる傾向にある選手であるため、カウンターを主軸とするマドリーのサッカーとは相性が悪かったのは事実。
 一方、セビージャはポゼッションにも趣を置くスタイルだけに、イスコが輝く道は必ず残されているだろう。

 

 ロペテギ監督は、サイドでの起用を検討しているとの報道もあるが、ベストはやはりトップ下だろう。
 サイドでの起用の場合、イスコがどこまで守備力を向上させることができるかがセビージャでの成功を決定付ける大きな要因とも考えられるが果たして。

 

 

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